法務省が2008年に難民認定を申請した外国人の数字を発表しましたが、認定制度が始まった1982年以降で過去最多を記録したようです。
母国の政情不安などがその要因のようですが、認定手続きが長期化しているため、その間の生活支援のための予算など、いろいろと問題が出てきているようです。
難民申請が倍増 08年、1599人で過去最高
法務省は30日、2008年に難民認定を申請した外国人は1599人だったと発表した。前年の816人の約2倍で、認定制度が始まった1982年以降で過去最多を記録した。国籍別の申請者は、07年に反政府デモが武力弾圧され政情不安が続くミャンマーが最も多く979人。トルコ156人、スリランカ90人が続いた。
難民と認定したのは57人で、前年に比べ16人増えた。認定者のうち38人がミャンマー人。難民認定は見送ったものの、人道上の配慮から360人の在留も認めた。認定者と合わせ、実質的に417人を保護したことになる。
同省は、08年に売春強要など人身取引の被害者と認定して保護した外国人が28人と、前年比で12人減ったことも明らかにした。被害者は全員女性で、国籍別の最多はタイ(18人)だった。
1月30日 日本経済新聞
ビザ申請・入管手続き 入管申請取次行政書士
聖法務オフィス
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