2009年2月13日金曜日

比人一家・・・法相の判断が出ました。

仮放免期限を迎えた比人一家に法相の判断が出ました。
入局管理局がこれまで示唆していたように、一家全員での在留は認めず、長女だけなら在留特別許可を認める可能性があるようで、その判断を次回期日までに求めています。
多くのメディアでまた取り上げられていますが、「三人で帰国することも、のり子だけ置いていくこともできない」と話していたと伝えられています。
心情はよく分かりますが、どちらか判断せずにいると両親は、退去強制処分になると思われ、「13歳の娘だけ置いて帰ることはあり得ない」とのコメントもあるようですが、難しい判断をしなければ・・・

フィリピン少女の在留 一家全員では認めず、東京入国管理局

強制退去処分を受け、一時滞在の仮放免期限を迎えた日本生まれのフィリピン人、カルデロン・のり子さん(13)と父母の家族3人について、東京入国管理局は13日、一家全員の在留特別許可は認めないことを決めた。森英介法相が同日の閣議後会見で明らかにした。

父アランさん(36)と母サラさん(38)は同日午前、入管に出頭。弁護士によると、3人の仮放免期限を約2週間延長すると伝えられたという。

入管側はこれまで、のり子さんだけなら在留特別許可を認める可能性があることを示唆しており、アランさんとサラさんは今月末にも強制退去処分となる可能性が高まった。

サラさんは1992年、アランさんは93年に、それぞれ他人名義のパスポートで入国。のり子さんは95年7月に日本で生まれた。不法滞在発覚後の2006年11月に強制退去処分を受け、処分取り消しを求めた訴訟は昨年9月に敗訴が確定した。
2月13日 日本経済新聞


ビザ申請・入管手続き 入管申請取次行政書士
聖法務オフィス

0 件のコメント: