名古屋入国管理局に突然収容されてしまったケニア人ランナーの続報です。
口頭審理の結果、「資格外活動」と認定され、即日、法務大臣に異議申し出をしていましたが、申し出は退けられ、退去命令処分が出されました。
処分の取り消しを求めていくかどうかは不明ですが、仮に取り消しを求めていくにしろ「特別な理由」が認められるかどうか???です。
<陸上>名古屋入管、ケニア人ランナー2人に国外退去命令 異議申し出、法相退け
名古屋入国管理局がアマチュアスポーツ選手の在留資格外活動を行ったと認定したため、法相に異議申し出をしていたケニア出身の男性マラソンランナー2人について、森英介法相が申し出を退ける裁決をしていたことが4日分かった。裁決に基づき、同管理局は同日までに国外退去命令処分を出した。
2人はサイモン・マイナ・ムニさん(30)とジョセフ・モワウラ・カマウさん(21)。2人は11月4日と5日、同管理局で最終審理(口頭審理)を受け「資格外活動」と認定されたため、入管難民法規定に基づき法相に異議申し出をしていた。
関係者によると、裁決は2日付。同法では、日本人配偶者を有するなど特別な事由がある場合に限り、特別在留資格が認められるが、2人について「特別な理由が認められない」と判断し、再び退けられたという。裁決に基づいて、同管理局は3日、退去命令処分を出した。
裁決を受け、サイモンさんは「まだ日本に残りたい」としながらも、処分の取り消しを求めて訴訟を起こすかどうかについては「(支援者らと)よく相談して決めたい」と話しているという。
12月4日配信 毎日新聞
聖法務オフィス
2008年12月4日木曜日
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